4月 5, 2021 | レビュー, 飲食店

セント・パトリックスデーである3月17日を控え、松江とアイルランドは深い親交があるということで、アイルランドにまつわる特別なものを探していたところ、ラッキーにも最近松江に移住し3月6日に「巨人のシチューハウス」をオープン予定のアラン・フィッシャー氏に出会うことが出来ました。同レストランでは、本場のアイルランドシチューや肉料理、またWhitewater Brewing Co.のアイルランドビールを堪能できるそうです。

アラン氏出身のアイルランドのダンドークはアイルランド東海岸にある小さな町で、南にあるダブリン市と北にあるベルファスト市から同じくらいの距離にあります。アラン氏は2008年に日本に移住し、食を通じてアイルランドの文化を伝えたいという熱意とともに2015年2月に最初のレストランを東京でオープンしました。

巨人のシチューハウス松江店では、アイルランドの食べ物や輸入品だけでなく、店内あちこちに描かれている現地のゲール語やことわざ、芸術家の阿部エリカ氏のアイルランド絵画ギャラリー、またもう一人の芸術家ピッパ・オニール氏のリノリウム版画によるダブリンツアーでアイルランド文化にどっぷり浸る事ができます。店内はまた、アイルランド人の写真や妖精の木のデザインが壁面いっぱいに溢れており、小さく可愛い妖精のドアがFoye Marketの妖精の世界へと招いてくれます。

お天気の良い日はそのドアから大橋川を見下ろすテラスに出て、そこで味わう松江の美しい風景、特に夕陽を反射する水面を見ながらのアイルランドバーベキューは格別
です。

アラン氏はなんと、巨人インポートと巨人ストアも島根に持ってきました!松江まで来れなくても家で気軽にアイルランド文化を楽しみたい人には朗報です。巨人ストアホームページから直接同店の冷凍シチューや肉料理などをオーダーし、家でいつでも楽しめます。食べ物だけでなく、アラン氏著書のファンタジー小説で Kyojin Booksの初の発行本「巨人の夢」もお勧めです。
ヘルシーな食事を探しているにしてもアイルランド文化を経験したいにしても是非巨人のシチューハウスのアラン・フィッシャー氏を訪ねて素敵な3月を過ごして下さい。私も時々そこにいるので是非自己紹介して下さいね。アイルランドソーセージ、ダブリンコーデルシチュー、アイリッシュラムシチュー、ビーフギネスシチューに囲まれながら、妖精のドア136をどうやってくぐろうかと静かに考え込んでいるアメリカ人が私ですので。

 

Kyojin Stewhouse
〒690-0007 Matsue, Otesembacho 562-1 2F
https://www.kyojin-company.com

Wed, Thurs, Fri: 11:30 ~ 15:00 & 17:30 ~ 21:00
Sat & Sun: 11:30 ~ 21:00
Closed: Mon & Tues